MBTI

MBTIとは?理解を深める4つの要素を解説!

 

人間関係って難しい…。自分や他人の行動パターンが分かったらいいのに。
しの
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そのお悩み、MBTIを理解することで解決できるかもしれませんよ。

 

今流行りのMBTIは、個人の性格タイプを科学的に分析し、なぜ人々が特定の行動をとるのかを説明するツールです。

この記事では、MBTIの基本的な要素を紹介し、それを使って日常生活の中で直面する様々な悩みをどう乗り越えるかを具体的に解説します。

 

MBTIとは何か?基本を知ろう!

MBTIは「マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標」と呼ばれる性格診断の方法です。

この性格診断は、4文字のアルファベットによって16タイプの性格に分類されます。この4文字のアルファベット、実は4種類の視点でそれぞれ2択の組み合わせになっているんです。

  • 活動のエネルギーの源泉

外に向かうタイプ / 内にこもるタイプ

  • 情報の捉え方

具体的な事実重視タイプ / 大局を見るタイプ

  • 決断の仕方

考えて決めるタイプ / 感じて決めるタイプ

  • 生活スタイル

計画を立てるタイプ / 臨機応変なタイプ

これらの要素をもっと詳しくみていきましょう。

 

MBTIの要素1:エネルギーの源(E⇔I)

外向性(extraversion)と内向性(introversion)

MBTIの最初の要素は、私たちがどこからエネルギーをもらうかについて考えます。

これは「外向き」か「内向き」か、つまり人といるときと一人でいるとき、どちらでより元気を感じるかということです。

 

外向性(extraversion)

外向性を持つ人は、他人と触れ合うことからエネルギーを得ます。たくさんの友達と遊ぶことが好きで、活動的な場所にいることが多いですね。人と話すことで新しいアイデアが浮かびやすく、チームで何かをするのが得意です。

【特徴】

  • 人が多い場所を好む
  • 友達と話すことが元気の源
  • グループ活動に積極的

 

内向性(introversion)

内向性を持つ人は、一人の時間を大切にし、静かな環境でエネルギーを回復します。本を読んだり、考え事をするのが好きで、ひとりで深く物事を考える時間を大切にするため、時には周囲から控えめな人と見られがちです。

【特徴】

  • 静かな環境を求める
  • 独りでいる時間が必要
  • 一人で考えることが多い

 

外向的な人も内向的な人も、お互いに違う魅力があります。

外向的な人は周囲を明るくし、人々を引きつける力があります。一方、内向的な人は、じっくりと物事を考え、深い洞察を提供することができます。

どちらのタイプも大切なので、自分がどちらの性格かを知ることは、自分自身をよりよく理解する手助けとなりますよ。

 

MBTIの要素2:情報の処理方法(S⇔N)

感覚(sensation)と直感(intuition)

MBTIでいう「情報の処理方法」とは、人々がどのように情報を受け取り、それをどのように考えるかを意味します。この要素には「感覚(センシング)」と「直感(インチュイション)」の二つのタイプがあり、それぞれが異なる特性を持っています。

 

感覚(sensation)

感覚タイプの人々は、具体的な情報を重視します。目に見えるもの、手で触れられるものなど、現実の事実をもとにして物事を考えるのが得意です。日々の生活で実際に起こっていることや、確かめられる情報から理解を深めることが多いです。

【特徴】

  • 目に見える事実を大切にする
  • 現実に基づいて物事を考える
  • 実際の経験や具体的な例に注目

 

直感(intuition)

直感タイプの人々は、可能性や未来のことを想像することに長けています。目に見えない情報や、感じることができるひらめきを重視し、新しいアイデアや創造的な解決策を考えるのが得意です。実際のところよりも、それがどうなり得るかに焦点を当てることが特徴です。

【特徴】

  • ひらめきや直感を大事にする
  • 新しい可能性を追求する
  • 抽象的な考えや未来のビジョンに興味を持つ

 

これらの情報処理の方法を理解することで、自分自身や他の人の考え方や行動の理由が明確になります。

自分がどちらのタイプであるかを知ることは、自己理解を深める手助けになり、他人とのコミュニケーションもスムーズに進むでしょう。

 

MBTIの要素3:決断の取り方(T⇔F)

思考(thinking)と感情(feeling)

MBTIにおける「決断の取り方」とは、物事に対してどのように判断を下すか、という違いを示しています。それぞれのスタイルは、日常生活や職場での決定に影響を与えます。

 

思考(thinking)

思考型の人々は、論理的かつ客観的に物事を判断します。正しさや理論に基づいて決断を下すため、公平で合理的な選択をすることを重視します。具体的な事実や数字に基づく議論を好み、感情を判断から切り離す傾向があります。

【特徴】

  • 公平で合理的な判断を尊重
  • 論理的な根拠に基づいて意思決定
  • 感情を差し置いて考えることができる

 

感情(feeling)

感情型の人々は、人々の気持ちや価値観を重視して決断を下します。何が最も誰かを幸せにするか、または最も優しい選択は何かを考慮に入れて、決定します。人間関係を大切にし、調和を保つことを優先するため、感情に基づく判断が多くなります。

【特徴】

  • 他人の感情を尊重して決断
  • 調和と人間関係を重視
  • 優しさや公平さを考慮に入れる

 

これらの判断のスタイルを理解することで、自分自身の決断の仕方や、他人がどのように思考しているかが見えてきます。

自分が思考型か感情型かを知ることは、さまざまな状況での意思決定を改善し、人間関係をより良くするための一歩となるでしょう。

 

MBTIの要素4:生活のスタイル(J⇔P)

判断(judgment)と知覚(perception)

MBTIでいう「生活のスタイル」とは、人々が日々の生活をどのように整理し、物事にどのように対応するかの違いを示します。この要素には「判断(計画的)」タイプと「知覚(臨機応変)」タイプの二つがあります。それぞれのタイプが日常生活でどのような特性を持つのかを見ていきましょう。

判断(judgment)

計画を立てるタイプの人々は、事前にスケジュールを組んで物事を進めるのが得意です。予定通りに事が進むことを好み、期限やルールを守ることに安心感を感じます。整理整頓が得意で、未来のことを考えて行動することが多いです。

【特徴】

  • 予定や計画を事前に立てる
  • 期限や約束を大切にする
  • 物事を順序良く進めるのが得意

 

知覚(perception)

臨機応変タイプの人々は、柔軟に物事に対応することを得意としています。予定が変わってもすぐに適応し、新しい状況やアイデアに開かれています。物事を最後の瞬間まで決めずにおくことで、より多くの選択肢を保持しようとします。

【特徴】

  • 新しい状況にすぐ適応
  • 柔軟な考え方をする
  • 予定よりも現在の状況を重視

 

これらの特性を理解することは、自分自身がどちらのタイプかを知るだけでなく、他の人との関わり方を考える上で役立ちます。

自分が計画を立てるタイプであれば、物事を前もって準備することで心を落ち着けることができます。一方、臨機応変なタイプであれば、変わる状況に柔軟に対応する能力を生かすことができるでしょう。

それぞれの長所を生かし、日々の生活をもっと快適に過ごしましょう。

 

最後に

MBTIは、個人の性格を理解し、人間関係や職業選択に役立てるための心理学的ツールです。

この記事では、MBTIの主要な要素であるエネルギーの源、情報の処理方法、決断の取り方、生活のスタイルを詳しく解説しました。

これらの要素を理解することで、自分自身や他人の行動や反応がどのように異なるかを把握し、より良い人間関係を築くための一歩を踏み出すことができます。

自分のタイプを知ることで、自身の強みと成長の可能性を最大限に活かし、人生を豊かにしていきましょう。

 

 

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